2018.08.03/週次損益記録 次週に予定されているウィルグループ(6089)の決算。正直見たくない。

2018.08.03 PF実績まとめ① 2018.08.03 PF実績まとめ②

2018.08.03年初来実績 2018.08.03 PF実績まとめ

今週は、本業の都合で、数字関係のみの記事とします。

今週のマーケットの動きとしては、

先週とは打って変わり、米トランプ大統領がマイブームの貿易赤字を減らすべく、制裁関税の範囲を拡大することを指示し、中国も負けじと報復関税を設定することを発表しました。先週までの静けさが嘘のように、日本市場、中国市場は逆風状態となっています。保有銘柄の中では、デクセリアルズ(4980)AGC5201)、スタートトゥディ(3092)が決算発表でした。

トレードは合計0

次週に向けては、

決算の内容を吟味して、個人PFが適切な配分で割り振られているか、考える期間としたいと思います。

2018.07.27/週次損益記録、決算分析:四半期単体での営業赤字というパワーワードに怖気付いてはいけない正興電機(6653)、業績欲しさに物件売却に手を出し始めてしまったか、それとも別の真っ当な理由があるのか、少し心配になるエリアリンク(8914)

2018.07.27 PF実績まとめ① 2018.07.27 PF実績まとめ②2018.07.27 年間損益

2018.07.27 PF実績まとめ

今週のマーケットの動きとしては、

全体的に、貿易戦争への懸念が後退したからか、決算発表での好業績銘柄を中心にリスクオンの展開となりました。ただ、ドル円為替は、米トランプ大統領お得意のツイッタークレームの影響を受けて円高基調が続いています。輸出銘柄で少なくない企業が想定為替レートに設定している1ドル110円を超えるか超えないかが運命の分かれ目となるのでしょうか?決算シーズンも来週明けから本格化し、悩みどころが政治的なリスクオフが出ないかの心配から、保有銘柄の業績発表が順調かどうかという不安へ、シフトしそうです。ファンダメンタル派としては、まだこちらの方が、まだ居心地が良く感じますね。北米市場では今まで破竹の勢いで伸び続けてきたNASDAQが、NETFLIX, FACEBOOKが成長減速を印象づける決算発表だったことをきっかけに大幅下落した影響で足踏み状態となりましたが、また戻ってくるでしょうね。

PF構成銘柄としては

保有銘柄の中では、正興電機製作所(6653)、エリアリンク(8914)が決算発表。こちらについては後で詳しく言及します。

個人PF構成(&今年の含み損失)上位1、2位のウィルグループ(6089)、デクセリアルズ(4980)は、少しずつ下値を切り上げてどちらも1200を狙おうかという位置まで戻ってきました。とはいえどちらも、第1四半期には大した期待はできません。ウィルグループ は、下期偏重型でかつ、中計最終年度、来期で利益目標の為に費用の前倒し計上が濃厚で、好スタートを切った前期と比べると、成長減速サインのようにみえてしまうでしょう。デクセリアルズは工場の能力増強が下期以降なので、年間業績予測からの高進捗は期待できない。ただ、両銘柄共に十分すぎるほど株価も落ちたので、もうそれにショックを受けるようなか株価水準ではないと想定していますが、どうなるでしょうか?なんとか現状維持で半年ほど持ちこたえて欲しいところです。

前週に買い増ししたインヴィンシブルREIT(8963)は、PO(公募増資)発表から下り基調でしたが、抽選直後に切り返しました。スポンサーのゴミ箱REITだから好かんとか、色々と悪口も言われていますが、Twitterを眺めていると、思ったより配分をもらえなかったという声が多く、なんだかんだ分配金利回りの高さに目が眩んだ人が焦って買っているのでしょうかね。私は、PO価格+αくらいで買い増しできることを願いつつ、引き続きウォッチの予定です。

決算分析その1(エリアリンク:8914)※2018/12期2Q決算発表(2018/7/27)

業績が下期偏重型の銘柄であるなか、通期の業績予想と比べると売上の46.5%、純利益の49.1%にまで順調に進捗率を伸ばしてきました。公募増資によってあげられた業績成長への期待とハードルは、ひとまずは超えられたでしょうか?週明けの株価の動きが楽しみなところです。ただ、1点期になるのは、3件の土地付きストレージを売却したこと。同社はリーマンショックで痛い目にあったことから、フロー収益ではなく、ストック収益での業績成長に軸足を移してきましたが、どれだけ上手に言い訳を作っても、この売却による、売上・利益はれっきとしたフロー収益です。もし、この売却が2Q業績に多大な寄与をしているのであれば、フロー収益には頼らずにストック収益で闘うという鉄の掟を破り、安易に業績を作りに行ったことになります。不動産売却のフロー収益は蜜の味。一度味わってしまうと、知らぬうちにその数が増えてゆき、いつの間にか、業績を伸ばすために更なる不動産の売却をするしか道がなくなるという危険性も出てきます。現在公開されている情報からは、その辺りは読み解けませんが、大規模な増資実施とそれに伴う株価下落で、業績成長のプレッシャーが大きく高まっている今こそ、過去の過ちを繰り返さぬよう、自らを律し、がむしゃらにストレージの物件数、部屋数の純増にこだわり続けてもらいたいものです。

決算分析その2(正興電機製作所:6653)※2018/12期2Q決算発表(2018/7/25)

正興電機の簡単なプロフィールは、福岡県に本拠地があるシステムインテグレータ。2017年後半に福証から東証2部に鞍替えしてきた、一部昇格期待銘柄です。セグメントは電力部門、環境エネルギー部門、情報部門、サービス部門、その他部門と5つありますが、主とするのは電力部門と環境エネルギー部門であり、この2部門で、売上利益ともに全体の約7割前後を稼ぎ出しています。その中でも、電力部門は地元の九州電力、また、環境エネルギー部門は、浄水場、下水処理用、高速道路向けの各種システムを得意としていて、公共事業に近い性質があるからか、年度末の3月、そして期末の12月を含む1Q、4Qの業績が突出している傾向がある会社です。売上総利益率は概ね17%-20%前後。変動費が少ないからか、一般管理費は売上とはあまり連動せず各四半期で6-7億程と安定しています。この一般管理費を年間通して稼いでいくというスタイルになっていて、2Q,3Qは営業赤字となっている期も少なくありません。そのため、2018/4/24に発表された2018/12期1Q決算発表では、1Q単体だけで中間期の利益予想を上回る好決算であったにも関わらず、中間期の業績予想を据え置くという春の珍事があり、早まった人たちがS高とつかの間の売り時を作ってくれましたが、業績修正がなかったことからじりじりと下がり、落とし所を探っていたところでの2Qの決算発表となりました。四半期単体では営業赤字というパワーワードで悪目立ちこそしましたが、累積で考えると前年比、会社予想比ともにプラスと、個人的には及第点を与えられる決算でした。あとは安値で仕込めたらと指値で注文しましたが、刺さらず、今回の買い増しはお預けとなりました。次は3Qの決算発表がある10月末に併せて、良い発表があるよう、願いたいものです。

正興電機_決算分析_20180729

トレードは合計0件

インヴィンシブル投資法人の買い増し失敗。

次週に向けては、

12月決算銘柄は中間期、3月決算銘柄は1Qの決算発表が本格化します。様子をみながら銘柄の入れ替え、利確、損切りを柔軟にしていこうと思います。

 

 

 

 

 

 

2018.07.20/週次損益記録、インヴィンシブル投資法人(8963)が攻めの公募増資を発表、買い増しチャンス。

2018.07.20 PF実績まとめ①.png 2018.07.20 PF実績まとめ②.png

 

今週のマーケットの動きとしては、

1週間全体としてはおだやかな動きでしたが、週末トランプ大統領の為替への発言とともに急激に円高が進行し、日経225の先物も東京終値比-190円にて終わりました、週明けはどれくらい下がってのスタートとなるでしょうか?

PF構成銘柄としては

個人的に注目している、エムビーエス(1404)が順調に続落中、どんどん下落に勢いがつき、前週比では-237(-13.78%)となりました、高値付近で半数を利確したものの、ここ3週ほどこの1銘柄で大きくPFの足を引っ張っている状況で、全数売っておけばと思いたくなるほど気持ち良い下げっぷりです。前週にも述べましたが、足元の業績が劇的に伸びるのはまだまだ5年後くらいでしょうから、長い目で見ながら気長に保有しようとおもいます。

トレードは合計1件

インヴィンシブルREIT(8963)が公募増資の発表とともに大きく下落したため、買い増しを行いました。REITの増資は、株式とは違って、お金の使い道と、それによる株主へのリターンが明確に示されるので、ファンダメンタルで株主の利益が毀損されることはなく、通常は良い押し目買いのチャンスですが、今回は、購入する物件が海外のホテルであるために怖がって売っている人が多い様子です。ただでさえも分配金利回りが良い銘柄でしたが、この増資により利回りはさらに上昇する見込みとのこと(増資、物件取得費用等で一時的に巡航利回りは下がりますが、利益超過分配金で調整するようです。)。為替レートの影響を受けるリスクはありますが、過小評価されている、今のうちに持分を増やしておきたいところです。

次週に向けては、

引き続き、12月決算銘柄は中間期、3月決算銘柄は1Qの決算発表が8月に予定されていますので、その種まきに向けて、情報を集めたいと思います。

 

2018.07.13/週次損益記録 TV放映等をきっかけの吹き上げ待ち状態へ戻ってきたエムビーエス(1401)、そろそろ下値が見えそうなエリアリンク (8914)

2018.07.13 PF実績まとめ① 2018.07.13 PF実績まとめ②.png

2018.07.13 PF実績まとめ

今週のマーケットの動きとしては、

制裁関税とその報復関税開始とともに、今週は全世界的に株価指数が大きく上昇しました。噂でポジションを立て、事実で解消しなさいという投資の格言がありますが、結果論的には、そのお手本通りの展開となりました。今後も、秋の中間選挙に向けて、米トランプ大統領の発言で市場の混乱による株価の下落があっても、実際に施行されるタイミングをきっかけに、企業側では対策が進んでいる事実が見直され、再び、息を吹き返すということが繰り返されるような気がします。この展開、どこかの国の将軍様の言動と同じような・・・。まさか北朝鮮に振り回された日々の経験がトランプ大統領で生かされるとは、とても興味深い事例ですね。日本株としてもドル円為替が112円台まで円安が進み、輸出関連企業を中心に安心感から株価が伸びました。個人的にも年初来プラス域に復帰しました。2018年中の目標である750万まで、一層勉強を続けたいと思います。

PF構成銘柄としては

前々週まで、破竹の勢いを続けていた、エムビーエス(1404)が続落、引き続き-85 (-4.71%)と続落しています。今週頭の決算発表を受けて急落というシナリオもあり得る状況でしたので、上出来ではないかと考えています。しばらくは下値を探りながら、TV放映などで一般投資家への周知が進むごとに大きく上がるという展開を続けるのではと考えています。ビジネスモデルが労働集約型でかつ、スタッフの育成が簡単ではないだろうから、足元の業績が劇的に伸びるのはまだまだ5年後くらいで、しばらくは、人気先行となるのではと考えています。知名度UPに伴う株価上昇が鈍化すると本格的な調整が始まるでしょうから、そのあたりを注意深く見ていこうと思います。

5月に発表された20183月期の本決算発表と、20193月期の業績予想から、株価が大きく調整されていたデクセリアルズ(4980)が、112円台に乗せたドル円為替相場のあと押しも受けて、再び1100円台に戻ってきました。同社の想定為替レートが105円でありながらも、既に今期の月中平均為替レートが4月:107.43円、5月:109.69円、6月:110.03<出展元:日本銀行HP(FM08’FXERM09)>と上振れを続けているため、8月の1Q決算発表で判明する営業利益の進捗が楽しみな状況となっています。個人的には、最もPFへの寄与できると期待している銘柄です。

エリアリンク(8914)は、522日に、SMBC日興証券を割当先とした新株予約権20,000個の発行が発表されており、当時の株式総数(12,576,300)から考えると、14.8%EPSが希釈化されることを嫌気して株価が下落を続けています。510日に記録した終値ベースでの直近の高値4,110円から考えると、既に30%弱下落しています。会社予想から今回の希釈分を全て先払いしたと考えると、EPS128.52円で、現時点でのPER23倍ほど、ちょうど手を出しやすい水準に戻ってきています。新株予約権の行使状況を見ながら、買い増しも考えたいと思います。

トレードは合計1

いちごホテルREIT(3463)を一部現物化しました。この銘柄は20191月末に権利が確定する期のみ、分配金が物件入替利益の分配の関係で巡航3,1625,37770%上方修正されたことから、通常の分配金利回りにかなりの下駄が履かされた利回りが表示される状態となっています。来年1月の権利確定までは、しばらく株価が上昇基調になると想定して先月に信用で2口購入しましたが、想定以上のピッチで上がってしまいましたので、今月末の権利確定を界に長めの調整が始まる可能性を鑑みて、半分を現物化し、残りは利益確定を・・・したかったのですが、想定していた指値での売却を失敗。次週あたりで再びトライしようと思います。

次週に向けては、

12月決算銘柄は中間期、3月決算銘柄は1Qの決算発表が8月に予定されていますので、その種まきに向けて、情報を集めたいと思います。

2018.07.06/週次損益記録

2018.07.06 PF実績まとめ①.png 2018.07.06 PF実績まとめ②

2018.07.06 PF実績まとめ

今週のマーケットの動きとしては、

7/6()に予定されていた、制裁関税とその報復関税の実行開始に向けて、中国、日本の株価指数は大幅下落。マザースは一時1000ポイントを切り、底値が全く見えない状態でした。金曜日に少し戻したものの、阿鼻叫喚な1週間でした。しかし、北米株は意外にも主要3指数が全て前週比プラス、関税開始で企業業績が圧迫されることが想定されるにも関わらず、振り回される側の方が、大幅に下落する展開。つくづく、相場というものは雰囲気、参加している人もメンタル状態で形成されるものだと思う週でした。

週末は大雨の影響で、普段はそれほど雨が多くない中国地方の瀬戸内側を中心に、広範囲で浸水被害が出ています。工場がストップした企業もあるでしょうから、来週はそれに関連する銘柄が中心に動くというスタートになるのでしょうか。

PF構成銘柄としては

破竹の勢いを続けていた、エムビーエス(1404)も流石に−10%弱の調整となりました。とはいえ、まだまだ実力値からすると高値圏内ですので、週明け月曜日の決算発表の内容を注意深く見る必要がありそうです。

トレードは合計1

ZOZOスーツで採寸した情報を元にオーダーメイドスーツの発売を発表したスタートトゥデイ(3092)を新規で購入。スーツなんて、こだわる人でなければ、体にフィットしていれば、様になるものだから、オーダーメイドがベストだけど、それをするとめちゃくちゃ高い。そのオーダーメイドスーツを買うハードルを下げるという意味ではインパクトが大きいと思い、参入しました。

次週に向けては、

暴落銘柄がお手頃な価格で拾えることを期待しながら、情報分析と、市場ウォッチを続けていきたいと思います。

2018.06.29/週次損益記録 – エムビーエス(1401)が引き続き爆裂上昇。半数利確し、今後はタダ株として高見の見物に。

2018.06.29 PF実績まとめ①.png 2018.06.29 PF実績まとめ②

2018.06.29 PF実績まとめ-1

今週のマーケットの動きとしては、

前週末に引き続き、全世界的に株価指数は軟調。米国での中間選挙が終わるまでは、トランプ大統領のスタンドプレーに振り回される展開となるのでしょうか、今週も、中国香港上海市場は大きく下落、日本市場はJASDAQ、マザーズといった中小型株でよりダメージを受けているようです。こういうときこそ構成銘柄を見直す時と思い、一部PF銘柄の入れ替えを行いました。吉と出るか凶と出るかは1年後に答えが出ると思いますが、臨機応変に対応し、追い風はしっかりうけ、ダメージは最小限に抑えられるよう、機動力を維持したいものです。また、6月末は12月決算の企業の中間決算期ということで、優待取り、配当権利取りのため権利付き最終日前後でそれなりに値が動きました。カナディアンソーラー インフラファンド(9284)は6月末で上場後初の分配金権利取りが終わり、巡行利回りが他のインフラファンドやREITと比べても頭一つ抜けていることが目に見えやすくなりました。結果、権利落ちをもろともせず+1800(+1.6%)と逆に値を伸ばしています。権利落ちでの下落を待っていた人たちが慌てて買っているようにも見える状況ですので、10万越えは当然として、目指すところは11万円からタカラレーベンインフラファンド(9281)の12万円の間というところでしょうか。9万円台の頃にしっかり集めていれば、ほぼほぼノーリスクな中、最低10%〜の利幅が取れていた案件。ただ生憎、私の保有数は1枚のみ。落ちているお金はしっかり拾う。これを徹底することが改めて大事だと痛感しました。

PF構成銘柄としては

大阪府北部地震から、エムビーエス(1404)が前週大きく値を延ばしましたが、今週も引き続き好調を維持し、いよいよ2000円を伺おうかという状況になりつつあります。900円前後で集めてから約2倍強。串カツ田中のようにPER100倍近くまでお祭りが続くのか、それともあるべきPER20倍前後にまで落ち着くのか。先のことは読めませんが、あまりに上昇スピードが速すぎるため、決算発表を機に投資家が現実を理解した結果、資金が抜けて、急落する可能性を考えて、保有株式の半分強を利益確定しました。残りはタダ株になったということで、のんびり持ち続けようと思います。またこのラッキーパンチのお陰で、PFの年初来損益もあと1万円弱でマイナス域から脱出です。とはいえ今年に入ってから150万以上利益を確定させているので、源泉徴収を考慮すればすでにプラス域に戻ったといってもいいでしょう。現状大きく裏目に出ているウィルグループ(6089)のナンピン買いで膨大な含み損を抱えているにも関わらず、なんとかここまで戻って来られたことに感謝しつつ、これからも上を目指しつつ謙虚に、相場と向き合っていきたいものです。

トレードは合計3

上項で少し述べましたが、エムビーエス(1401)を現状の実力に対して、株価的に過大評価されすぎていると判断し一部利確しました。過熱感が抜ければ再度買い増しも・・・ですが、それは値が下がってきてから考えることとします。とりあえず今は上がりすぎというのが個人的な見解です。

2週間ほど、調整が続いていた、日本カーボン(5302)を配当権利確定前に買い増ししました。残念ながら権利落ち後の下落が大きく、現在は少しマイナス域ですが、黒鉛電極の市況追い風とSiC繊維を製造する工場の本格稼働があり、まだまだ業績が伸びる余地があるので、売りたくなる気持ちを抑えながら、HOLDを続けたいと思います。

公募増資の発表後、ダラダラ下げが続いていたエリアリンク(8914)に参入。まだまだ下値がはっきり見えたわけではありませんが、すでに公募増資によるEPSの希釈化比率以上に株価が下落しており、Twitterをはじめ同銘柄を押す声が大きく感じたため3000円前後で反発が始まると想定して購入しました。さらに下落が続く可能性もありますので、常に損切りする可能性を視野に入れながらウォッチしたいと思います。

次週に向けては、

引き続き、配当落ち銘柄がお手頃な価格で拾えることを期待しながら、情報分析と、市場ウォッチを続けていきたいと思います。

2018.06.22/週次損益記録_ウィルグループ (6089)第12回株主総会参加_2018.6.20

2018.06.22 PF実績まとめ① 2018.06.22 PF実績まとめ②

2018.06.22 PF実績まとめ

 

今週のマーケットの動きとしては、

トランプ大統領発信で始まった貿易戦争の影響で前週末に予想した通り、全世界的に株価指数は軟調。特に、その影響の直撃を受けた中国香港上海市場は大きく下落、日本はそれとはまた別に、大阪府高槻市で発生した都市直下型地震の影響でリスクオフという流れになっています。前週に復調の兆しが見えたかのように思えたマザースは-45.64(-3.96%)と、再び年初来安値圏内に逆戻りです。注目されていたメルカリのIPOも、初値こそ+2000(+60%)5000と幸先の良いスタートを切り、一時6000にタッチしましたがそこからは下落傾向で、まだ下値は見えておらず、セカンダリーで参入した人にとってはかわいそうな展開になっています。貿易戦争への本格的な懸念からリスクオフと、次週は波乱での幕開けとなるのか。しっかりと耐えたいものです。

PF構成銘柄としては、

PF構成1位銘柄、2018/6/20 ウィルグループ (6089)の株主総会へ、会社の休みを取って行ってってきました。結論を言うと、会社のビジョンに共感して、長らくHOLDしてきましたが今回の印象は若干ネガティブでした。これからどう利益がついてくるかが正念場ですね。

人材派遣会社にとって、人手不足の世の中ですから、受注が増えているのは当たり前、あとは、どうやって良い人材を集めれるが、今後、業績を伸ばせるかのキーというのが自分の見立て。だから個人的には、20183月度で、3Qまで絶好調に進んでいた業績(利益)が、4Qでは販管費が大幅に増えたことで、急激に減速しただけでなく、20193月期の上期業績予想も非常に低い目標設定になっていたことから、将来の業績について懸念を抱いていてそこをクリアにしたいという目的で参加し、質問をしてきました。

回答は4Qの利益低迷は、中期経営計画の利益目標を達成する為にIT投資や拠点開設を前倒しで実施したもので、採用は年々厳しくなっているのは事実ですが、まず今は40億の利益達成に注力していますというものでした。また他の人が質問していた、営業利益率の伸び悩みについては、中期経営計画策定時に買収による売上や利益の押し上げを想定していなかったので、買収分の売上だけが先行して、利益がついてきていないように見えるもので、のれん償却費用の影響で利益寄与がまだ十分でないがのれん焼却後はしっかり利益として乗ってくるとのことでした。

ただ、個人的にはそのような精神面でのやる気や意気込みを聞きたいのではなく、本当に知りたかった、数字や、根拠の裏付けの部分、「MAで買収した企業分の利益を2019年3月期、20203月期それぞれでどの程度見込んでいるのか(のれん考慮後)、今後どのれくらいのペースで利益寄与するのか」、「4Qで従来の実績ベースから考えると5億円ほど上振れしている販管費が本当に全て未来への成長投資なのか?」「採用単価の上昇等の注意すべき兆候は出ていないか?」「採用単価に応じた請求単価のUP交渉はどの程度認められてきているのか?」等については、具体的な情報の提示はありませんでした。株価が低迷しているからか、議長の池田会長の発言もお役所的で歯切れが悪く、また施策に具体性がなく、頑張っているので信じてついてきてほしいというニュアンスの発言が多かったように感じます。上場時からの株価や業績成長について説明する資料も配られましたが、株価は伸びていないけど業績は伸びていますよ(主に売上)だから許してね、という言い訳をされているようで、気持ちは晴れませんでした。

もともと、2020年の中期経営計画自体が、策定された当初は「絶対無理でしょ」と言われるような大風呂敷を広げたものであったので、達成すればそれなりに評価はされるでしょうが、同業他社の利益の伸ばし方と比較すると、ウィルグループ が派遣事業を主にしている限りは、着実ではあるけれども、じりじりと業績を伸ばす程度であり、爆発的な利益の伸びは期待できないので、利益が好調な同業(UTグループ等)と比べられる中で起きる意図せぬ株価のアップダウンが起きるリスクを考えると、自身のPFにおける今のウィルグループ の構成比率は高過ぎであるなという判断ができた実りある株主総会でした。

良い企業理念をもっていて、株主優待もあることから、全て売却するつもりは毛頭ないし、応援はしているけれども、もっともっと適切な情報開示を勧めていただき、またこのご時世、継続して、新卒社員を大量に採用できている強みをうまく投資家のボリュームゾーンへアピールしてもらいたいものだなと考えています。同社の課題は、情報開示とマーケティングですね。

エムビーエス(1404)は、大阪府北部地震から、建物補強材が注目され、は+377(28.84%)と更に異次元の所にまで株価を伸ばしてきました。この会社は物売りのメーカーではなく、施工をセットにしている労働集約型のビジネスモデルなので、毎年倍々ゲームで売上や利益が伸びることはありません。世間の期待が高まりすぎていて、7月の決算発表後に大幅下落となりそうで大変不安ですので、嫌な兆しが見えれば逃げ出せるように準備して起きたいものです。

前週まで上り調子だった東海カーボン(5301)、日本カーボン(5302)、旭硝子(5201)がこぞって5%超の大幅安となっています。トランプがおとなしくなると、少し落ち着いてくると思うのですが・・・。

トレードは2件でした、アルヒ(7198)の利益確定と、デクセリアルズ(4980)の買い増し。

次週に向けては、

いくつか、注目銘柄で下がってきているものがあるので、いい値段で拾えるよう、情報分析と、市場ウォッチを続けていきたいと思います。

2018.06.15/週次損益記録

2018.06.15 PF実績まとめ①.png 2018.06.15 PF実績まとめ②

2018.06.15 PF実績まとめ

今週のマーケットの動きとしては、

日経225が前週比+157.25+0.69%)、TOPIXが前週比+7.60+0.43%)と国内主要指数は微増になった一方、マザースは前週比+23.36+2.07%)と久々に上昇の兆しが見え気もするような1週間でした。ユーロ圏では金融緩和の終了を視野に入れるとの発表があったことからユーロが対ドル、対円に対して大幅安となりました。また、これを受けて日銀は改めて金融緩和を継続する意向を示したことから、前週比で若干の円安になっています。しかし、金曜日の東証引け後にトランプ大統領から中国向けに制裁関税の行う旨一方があったことから、NYダウは、一時前日比-2%程度にまで一気に値を落としました。NY市場の引けまでにある程度戻しましたが、その後、中国から報復関税も発表されたことから、危機はまだまだこれから突入という状況でしょうか。貿易戦争への本格的な懸念からリスクオフと、次週は波乱での幕開けとなるのか。しっかりと耐えたいものです。

PF構成銘柄としては、

前週大幅高となった、エムビーエス(1404)は−35(-2.61%)の許容範囲内の減で踏みとどまりました。7月の決算発表までどのような展開になるか、見ものです。PF構成1位銘柄、ウィルグループ (6089)は、建築関係の施工管理技士を派遣する派遣会社の買収があったからか、久しぶりに週足で反発となりました。人材業界は、良い人材をどれだけ囲えるかが全てですので、今回のMAで希少性の高く、需要のある資格である各種施工管理技士の有資格者を数多く、グループに招きれたことは買収価格の評価は一旦置いていても、非常に評価できる施作であると考えています。また、SUMCO(3436)は、半導体ウエハの需要が逼迫している状況がまだまだ続くことが想定されている中、謎の下落が止まる気配がないため、一旦損切りしました。引き続き動向を注視したいと思います。JT(2914)6月末の配当権利確定に向けて、値をあげたので、配当分以上の利益が確保できるうちに早期利益確定としました。

トレードは2件でした、SUMCO(3436)の損切りと、JT(2914)の利確。

次週に向けては、

6/20()のウィルグループ 株主総会に向けて、有給を取得。しっかり情報を取ってこようと思います。

2018.06.08/週次損益記録

2018.06.08 PF実績まとめ① 2018.06.08 PF実績まとめ②

2018.06.08 PF実績まとめ

今週のマーケットの動きとしては、

日経225が前週比+523.15+2.36%)、NYダウは前週比+681.32+2.77%)と比較的に大きく値を伸ばしていることから、指数ごとのばらつきはあったものの、全体的に堅調だったように思います。自身のPFも地合の追い風の受けたことに加え、一部銘柄が注目され大きく値を伸ばしたため、ようやく年初来プラス域が見えるところまでやってくることができました。ただ、大型IPO(メルカリ)が近くに控えていることから換金売りで値を下げている銘柄も中にはあり、一時マザーズでは、終値ベースでは年初来安値を更新しています。メルカリ上場関連では、ブックビルディングの抽選結果が出た後の6/12、上場日の6/19を境に小型株への資金の流入が再開されることを願いたいものです。個人的に欲を言えば、システム情報(3677)の立会外分売に当選できていれば・・・という1週間でした。

PF構成銘柄としては、

エムビーエス(1404)が、TV放映をきっかけに吹き上がり、S高を伴い+425+46.35%)と爆裂上げしました。自身が当該銘柄に注目したきっかけもTV放映だったので、しばらくの間は、世間に周知されるごとにあげる度に上げるという展開となるのでしょうか。ただこの銘柄、建物や公共物で使われているコンクリートの補強材として素晴らしい製品を持っているのですが、物売りだけでなく施工もセットに販売をしていて、施工者を自社社員に限定しているようです。それ故、ニーズは有れども人材の採用教育が追いつかず、業績が伸び悩むという展開も十分にあり得ます。すでにPER40倍弱と人気先行型の銘柄となりつつありますが、着実な成長は見こめるものの、急激に売上と利益を伸ばすことは期待せず、あまり急ピッチに株価が上がりすぎないよう、10年後の10倍株を願いながら(決算発表での失望売りがきつくなるので)1000円台の株価を定着する程度で勘弁していただきたいものです。

PF構成1位銘柄、ウィルグループ (6089)は今週も続落。いつになったら悪材料出尽くしとなるのでしょうか?悪材料もなにも最高益更新中ですが・・・。今月ある株主総会後に潮目が変わることを期待したいものです。

前週絶好調だった、黒鉛電極関連では、東海カーボン(5301)は前週の上がり方から考えると−67(2.97%)と及第点を与えられる程度の減、日本カーボン(5302)+390(+6.04%)と更に続伸となりました。2社ともまだまだ指標的には割高な水準にはなっていませんが、そもそもの予想EPSが市況の追い風のない時期の巡航レベルから比べると大きく下駄を履いている状態でしょうから、あまり急激に上がり過ぎず、息の長い上昇としていただきたいものです。各社とも、市況の追い風がなくなった時に、利益を爆下げすることがないよう、この市況から得られる特別利益(営業利益にカウントはされていますが)を有効に活用してもらいたいものです。

トレードは0件でした、

次週に向けては、

流石に、今週上がり過ぎた銘柄では、上昇の反動で、利益確定の下落が考えられますので反落となる週になると思われます。心を強く、流れに身を任せようと思います。チェック銘柄は3つ、ウィルグープ、デクセリアルズ、いちご。

2018.06.01/週次損益記録

 

 

本業で職場が変わった影響で、マーケット情報をあまりウォッチできておらず、今週は実績掲載のみ。

PF構成銘柄としては、

今週も、PF上位1、2位銘柄である、デクセリアルズ(4980)、ウィルグループ (6089)が、が軟調で3週続落となりました。一方、黒鉛電極関連銘柄の東海カーボン(5301)、日本カーボン(5302)が前週に発表された、東海カーボンの上方修正が好感され大幅に上昇し、前週比マイナスも小さく抑えることができています。

トレードは2件、

デクセリアルズ(4980)、ウィルグループ (6089)を買い増し。デクセリアルズはもっと欲しい。

次回に向けては、

引き続き、本業に集中しないといけない関係上、マーケット情報にあまり触れられませんが、状況を見て、カーボン銘柄の利益確定も一部視野に入れようと思います。